『ひと味違う!アコギ弾き語りのコツ』 (リットーミュージック)価格3,045円(税込) (商品詳細…)

「ギターの奏法」についての教則本、DVDは世の中にたくさんあるけれど、「ギターの弾き語り」を解説するものってあまりなかったんだよね。確かに「ギターの弾き語り」って、何か決まったルールがあるわけじゃないし、実際にいろんなスタイルがあるわけだから、なかなか解説するっていうのは難しいと思う。でも、同じ曲を同じように歌っても、感動させることができる人とそうでない人がいるってことは、そこに何らかの違いがあるわけだよね。俺自身がシンガーソングライターとして全国で弾き語りをしてきて、ずっとそのテーマと格闘してきて、自分なりに気づいたことが結構あってさ。「気づいた」っていうか「気づかされた」っていうね、聴いている人たちに。それを伝えるのは、表現者としての喜びだし、それを知ることでまた誰かが新たな感動を生み出してくれたらこれほど嬉しいことはないし。新たな試みであった分、リットーミュージックのみなさん、LUKESのスタッフのみなさんも苦労されたと思う。1枚のオリジナル・アルバムを創りあげるようなパワーでした(笑)。でもそれだけワクワクしながら制作したし、新しい形で音楽の素晴らしさを伝えたい、っていうパイオニア精神に燃えていました。

見所はたくさんあるけれど、まずはLESSON2の「ブレスをしっかりする」かな。当たり前のテーマだけど実はすごく大事な部分でさ。ブレスの位置に失敗すると、曲が台無しになるんだよね。何かに追われて歌っているようで、聴いている人は曲の世界に入り込めない。本編ではホワイトボードを使って説明しています。(Vマークは映像ディレクターの鈴木氏のお手製!) 次にLESSON3の「カーター・ファミリー奏法で流れるように」。カーター・ファミリー奏法は全ての基本奏法を合わせたもので、個人的には、弾き語りでは最適な奏法だと思ってるし、一番難しいかな。ギター以外の楽器でも、この奏法で創り出す世界は大事だと思う。この奏法を極めることは弾き語りを極めるといっても過言ではないと思います。 最後はLESSON4の「Change The World」の模範演奏。本編でも話しているけれど、弾き語りは「飽きさせない」ことが大事。奏法の組み立ての細かいニュアンスを出すために、レコーディングはかなりしっかりやらせてもらいました。総合コーディネーターの田中氏に無理を言ってね(笑)。他の教則系DVDに比べて、音がしっかりしているのも自分的にはウリです。

このDVDを通して伝えたかったのは、弾き語りにはある程度の戦略があるっていうこと。でもそれを知るだけではだめで、実践がなによりも大事。その実践の取っかかりを伝えられたら、と思います。スタッフも思い入れを持って制作しました。ぜひ、手にとってみてご覧ください!

Profile

中村 隆道 Takamichi Nakamura (Singer Songwriter)

1971 年生まれ。小学生の頃からピアノ、トランペットを始める。15才でアコースティック・ギターに出会い、作詞、作曲、弾き語りを始める。高校時代は米コロラド州に留学、ブラスバンドでは州の代表に選出される。大学入学後、バンドを結成。コンテストでの優勝をきっかけに、1995年にシングル「遠景」でメジャーデビュー。これまでアルバム4枚、シングル10枚をリリースし、他アーティストのプロデュース、楽曲提供等も行っている。また、テレビ朝日や文化放送、bay fmなどテレビ・ラジオでも活躍。全国で精力的に続けているライブでのアコースティックギター弾き語りでは高い評価を受けており、教則本も手がけるなど、多忙な毎日を過ごしている。

中村隆道 オフィシャル・ファンクラブ  Breath Of Wind  http://www.takamichi-n.com